写真は向谷匡史氏。ブログより。
読者の皆さまは、子どもに「なぜ生き物を殺してはいけないの?」と聞かれたらどのように答えるだろうか。殺してはいけないことはわかっていても。「なぜなのか」という理由が、よくわからない。
このような質問に対して、分かりやすい回答があるので紹介したい。『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』の著者であり、浄土真宗本願寺派僧侶、保護司、日本空手道「昇空館」館長も務める、向谷匡史(以下、向谷氏)の見解である。
■殺すというのは自分勝手な価値観
以前、道場で、次のようなことがあったそうだ。休憩時間に窓から蜂が入ってきた。「あっ、蜂だ!」と、一人が指さして叫ぶなり、「やっつけろ!」「殺しちゃえ!」と、男の子たち数人が手に空手用具のハンドミットを持って蜂を追いかけ始めた。
「私が注意すると、『刺されたらどうするの?』と口をとがらせます。蜂→刺される→だから殺す→どこが悪い、という論理展開ですね。安全ということを考えれば。これは正しいことです。しかし、『命の尊さ』という視点から見れば、問題があります。」(向谷氏)
「自分にとって不要だから、自分にとって危険だから、自分にとって不都合だから、といった自分中心の価値観で、他の命を奪うということが問題なのです。」(同)
しかし、子どもたちは腑に落ちない。そこで、こう言い直したとのことだ。
「あの蜂、名前を”太郎”って言う
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僧侶に聞く!なぜ生き物を殺してはいけないの?
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